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ブランド結婚指輪or手作り結婚指輪どちらが選ばれてる?

結婚専門情報誌のゼクシィには様々な結婚に関する統計データが掲載されるので、気になるデータも多いんですけど、数年前のゼクシィ調べで結婚指輪・婚約指輪をブランドリングにするか手作り指輪などのオーダーリングにするか、その割合が掲載されていました。

結果は圧倒的にブランドリングを選ぶ方が多くて、手作りの結婚指輪や婚約指輪を選択される方は10%にも満たないそうです。

手作り指輪体験工房という業種が世の中に知られるようになってから10年も経っていないので、手作り指輪かブランドリングかどちらを選ぶかというより、手作りでマリッジリングやエンゲージリングを制作できることをご存知ない方のほうが多い状況です。

昔からティファニーの婚約指輪に憧れている方でしたらブランドリングのほうが嬉しいものですし、既製品よりも自分たちでオリジナルの指輪を作ることに価値を感じていただける方もいますので価値観は様々です。

男性からするとマリッジリングとエンゲージリングの違いが分からない方も多いので、現実的な話しをすると、ブランドリングと手作りリングで同じ材質・重量で制作したとすると、手作り指輪のほうがおそらく30%〜50%くらいコストが下がります。

理由として手作り指輪の場合は、材料費+職人の指導サポート料が合計金額になりますが、ブランドショップの既製品にはブランドとしての広告費が30%程度、店舗の維持費などの諸経費が指輪価格に上乗せされるため単純に高くなってしまいます。

ブランドか手作りかは価値観が180度違うものなので、どちらか一方だけが正しいものではありませんので、選択肢として手作り指輪を知らない方が多いので、RingRingでは手作りの価値を広めていけたらと考えています。

 

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