9月は3連休が2回続くところですが、連休明けの9月17日(火曜日)の中秋の名月に猿沢池で采女祭(うねめまつり)が開催されましたので、お店の閉店後に歩いて見に行ってみました。
日没近くの猿沢池は風情があって、秋らしい奈良の映えスポットでもありますが、采女祭などのイベントが行われる時期には池の周りに提灯が並べられて趣深い秋の景色を楽しめます。
采女祭とはWikipediaによると、奈良時代に天皇の寵愛をうけた給仕係の采女が、天皇の関心が薄れたことを悲観して猿沢池に身投げした霊を慰めるために始まったという由来があるそうです。
奈良時代の昔から男女の揉め事は色々ありそうですが、喧嘩したり関心が薄くなったと感じたときでも、カップルでお互いに手作りしたペアリングがあれば絆も深まったかも?なんて仕事柄感じてしまいました。
采女祭では奈良時代の衣装を着た方々が船で猿沢池を一周してクライマックスという感じで、平日の夜にも関わらず大勢の観光客で賑わっていました。
同じ日の夜に東大寺近くの二月堂で盆踊りも行われていましたので、本当は両方とも足を運びたかったのですが、采女祭が19時スタートで出店でご飯を食べたりしてたら時間がなくなってしまいましたので、両方楽しみたい方は近鉄奈良駅からバスで二月堂に向かわれるとスケジュール的にどちらも楽しめると思います。