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ゴールドのK18とかK10って何?

 

良く雑誌やお店で見かける「K18やK10」が何の事を言っているのか、実は知らない人も多いと思います。

私もこの業界に入るまでは知りませんでした(笑)

 

これは、金の含有量を指しています。

「このjewelryには、これだけの金が含まれた素材で作られていますよ~」って意味です。

そもそも、純金(100%)は柔らかくjewelryとしての強度が足りません。

指輪だと変形しやすいですし、ネックレスだと切れやすくなります。

そこで、別の金属を混ぜて【合金】にする事によって、強度を上げてjewelryに使用します。

 

K18の「K」とは カラット(karat)という24分率で示す単位の頭文字です。

(良くダイヤモンドのカラット(Carat)「Ct」と混同されがちですが、別物です。ダイヤモンドは重さを表しています。)

つまり、金の表記で K24=純金=100% という意味です。

そして K18とは18/24=75% 金が入っていますよ~。って意味となります。

「じゃあ、残りの25%は何が入っているの?」と疑問になりますよね( *´艸`)

 

その25%何を混ぜるかによって「ピンクゴールド・ホワイトゴールド」など様々な色味のゴールドが生まれるのです。

それは、各社で社内機密になっていますので、一般には公表されておりません。

配合によって「濃いピンクゴールド」になったり「薄いピンクゴールド」になったりもします。

ぜひ、その色味の違いを楽しんでみてください。

 

そして、我々職人にとってもこの表記はかなり重要です。

修理を依頼された時に、素材を解明できます。逆に表記のないアクセサリーは修理が出来ません。

また、もう使わなくなったjewelryは買い取りをして貰えます。

その際にも、こちらが参考となります。

 

ただし、注意して頂きたいのは国際社会で統一がされておらず、また罰則もないため海外で刻印があったので信用して買ったら、実は含有量が違った!

などの事件も聞きます。

海外では信用のあるお店でご購入される事をお勧めします。

是非、jewelryを楽しみむ参考にしてみてください。

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